全5試合に出場、W杯の日本人最年少ゴールの19歳・藤野あおばが悔しさ滲ませる「反省して、次に繋げられるように」

[写真:Getty Images]

日本サッカー協会(JFA)がなでしこジャパンFW藤野あおば(日テレ東京ヴェルディ・ベレーザ)からのショートメッセージを公開した。

【動画】ワールドカップを終えて、藤野あおばからのメッセージ

なでしこジャパンは9大会連続9度目の出場となったオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で、ザンビア女子代表、コスタリカ女子代表、スペイン女子代表とのグループステージを3戦全勝で首位通過。特にスペイン戦での快勝は世界に衝撃を与えた。

ラウンド16ではノルウェー女子代表を退け、2大会ぶり3度目のベスト8入りを果たす。オークランドのザ・クラウドで行われたパブリックビューイングではまるでホームのような雰囲気となるなど、試合ごとに注目度の高まっていったなでしこジャパンだったが、11日の準々決勝でスウェーデン女子代表に敗れ、大会を去ることとなった。

池田太監督率いるなでしこジャパンの攻撃の核となり、初のW杯ながら4試合で先発。スタメンを外れたスペイン戦でも途中出場を果たすなど、大きな経験を積んだ。

コスタリカ戦ではチームの2点目を記録し、W杯初ゴールを記録。ただ、多くのチャンスを逃したこともあり、悔しさ一杯の敗退となった・

「チームとして一戦一戦準備して戦えていたところは良い形でプレーできていたと思いますが、それが上手く結果に結びついていないところは、自分たちが見直すべきところがあると思います」

「しっかり反省して、次に繋げられるように頑張りたいと思います」

良いところもあった一方で、課題も見つかったという藤野。現地や日本から応援してくれたファン・サポーターにもメッセージを送った。

「たくさんの応援ありがとうございました。現地に足を運んでくださった方々も、テレビや中継で応援してくださった方々も、ニュージーランドの地で日本がホームかのような日本コールがあって、自分達が戦う上で糧になっていた部分もありますし、皆さんの声援が力になってプレーすることができたので、ありがとうございました」

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