火星、泥の発見で生命の可能性 地球のような湿潤と乾燥が定期的にあった!?

火星で割れた泥層が発見され、エイリアンハンターたちの間で盛り上がりを見せている。新たな研究によると、火星で亀裂が発生する状態が、地球外生命体にとって好都合なものだという。

地球における生命の起源として有力となっている説によると、大地の湿潤と乾燥状態の永続サイクルが、生命に必要な構成要素を作る役割を担ったそうで、火星の亀甲模様の亀裂はそのサイクルの初の証拠となるという見方もある。

フランスの宇宙物理・惑星学研究所のウィリアム・ラピン氏はこう話す。「これは火星がかつて地球のような湿潤と乾燥が定期的に訪れる気候だったという、初めての具体的な証拠となります」

「しかし、さらに重要なのは、生命に繋がる可能性のある分子進化にとって、その湿潤と乾燥のサイクルは有用であり、必要条件でさえあるかもしれないということです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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