プラゴとINFORICH、共同サービス開発等における協業開始

株式会社INFORICH(以下、INFORICH)と株式会社プラゴ(以下、プラゴ)は8月16日、共同サービスの開発をはじめとする協業開始を発表。EVユーザー視点に立ったサスティナブルなEV社会の実現を目指すという。

INFORICHは、シェアリングエコノミープラットフォームアプリ「ShareSPOT」やモバイルバッテリーシェアリングアプリ「ChargeSPOT」を運営している。一方、プラゴは、予約できる充電アプリ「Myプラゴ」を提供中だ。

今回の協業では、「ShareSPOT」での「Myプラゴ」のEV充電サービスを提供する。具体的には、「ShareSPOT」内で、ミニアプリとして「Myプラゴ」を掲出する予定だ。これにより、EV充電ステーションの検索、予約、オンライン決済などの豊富な機能を、日常によく使うサービスと合わせて、ひとつのアプリで提供する。

ほかにも、「Myプラゴ」利用者のスマートフォンの充電残量が少なくなった際には、周辺の「ChargeSPOT」のバッテリースタンドを「Myプラゴ」上で案内する。これにより、EVを充電している間、スマートフォンの電池切れを気にすることなく、用事を済ませたり買い物や飲食を楽しんだりすることができる見込みだ。

▼関係者のコメント

■INFORICH 代表取締役社長 秋山広宣氏のコメント

プラゴさんのShareSPOT参画は、本プラットフォームにさまざまな領域のサービスが展開していくことを具体的に想起頂けるようになったのではないでしょうか。

また、両者の連携によってスマートな移動とエネルギーの有効活用が私たちの暮らしと社会にポジティブな影響をもたらすことを期待しております。今後も、この協力関係がより一層の成果をもたらすことを願いつつ、ユーザーの皆さまにより充実した体験を提供できるよう努力してまいります。

■プラゴ 代表取締役CEO 大川直樹氏のコメント

EV充電を体験としてデザインすることに重きをおく私たちの事業に共感いただき、今回の協業に至ったことを光栄に思います。「Myプラゴ」のサービスを他のアプリで提供する取り組みは今回が初めてであり、多くの方に愛されるINFORICHさんのサービスと連携することで、今EVに乗っている方にもそうでない方にも、EV充電がより身近で便利になることを期待しています。今後、さまざまな挑戦をともにし、サステイナブルな脱炭素社会の実現に近づくよう励んでいきます。

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