【ブリーダーズGC】江田照「こういうダートは合っている印象」テリオスベルが交流重賞2勝目

8月17日、門別競馬場で行われた交流G3・ブリーダーズゴールドカップは、交流重賞常連のテリオスベルが見事な逃げ切り勝ち。後続に4馬身差をつける完勝だった。

ブリーダーズGC、勝利ジョッキーコメント
1着 テリオスベル
江田照男騎手
「今回は去年と違って馬場が良い感じのダートで競馬が出来たので、少しはチャンスがあるかなと思って。すごいタフな馬なので、こういうダートは合っているなという印象でした。今日は1コーナー入る前に先手を取れたので、そこからは自分の形に持ち込めたので良かったです。(勝利を確信したのは)残り3完歩手前くらいです。オーナーがずっと鞍上を変えずに自分をずっと依頼してくれて、尚且つ厩舎の人達が状態良く競馬場に馬を連れてきてくれるので感謝したいです。今日はこんな遅くまで応援してくださいましてありがとうございます。この馬自身もこれからも頑張って走ってくれると思うので、皆さんも応援してください。よろしくお願いします」

レース結果、詳細は下記のとおり。

17日、門別競馬場で行われた11R・ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3・3歳上オープン・牝・ダ2000m)は、江田照男騎乗の2番人気、テリオスベル(牝6・美浦・田島俊明)が快勝した。4馬身差の2着に1番人気のパライバトルマリン(牝3・美浦・林徹)、3着に4番人気のカラフルキューブ(牝4・栗東・高野友和)が入った。勝ちタイムは2:08.5(稍重)。

3番人気で富田暁騎乗、プリティーチャンス(牝6・栗東・野中賢二)は、4着敗退。

4馬身差逃げ切り

2023ブリーダーズGC・テリオスベルと江田照男騎手 (C)Yushi Machida

江田照男騎乗の2番人気、テリオスベルが交流重賞2勝目をマークした。スタートから出ムチを入れて先手を主張。押して押してハナを奪った。2馬身ほどのリードを保って向こう正面へ向くと、軽快な逃げ脚で3コーナーへ。後続の押し上げもなく縦長の展開となり、4コーナーでは4、5馬身ほどにリードを広げて直線へ向くと、セーフティリードを保って逃げ切りを図った。ゴール前では流す余裕を見せ、後続に4馬身差をつける完勝劇だった。

テリオスベル 35戦7勝
(牝6・美浦・田島俊明)
父:キズナ
母:アーリースプリング
母父:クロフネ
馬主:鈴木美江子
生産者:野坂牧場

【全着順】
1着 テリオスベル 江田照男
2着 パライバトルマリン 戸崎圭太
3着 カラフルキューブ 鮫島克駿
4着 プリティーチャンス 富田暁
5着 ウワサノシブコ 桑村真明
6着 ネーロルチェンテ 石川倭
7着 グランスラムアスク 坂井瑠星
8着 ルージュジャドール 黒澤愛斗

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