岐阜県各務原市で、水道水の水源から高濃度フッ素化合物PFASが検出されたことを受け、県と市は市内の小中学校などに浄水器を設置すると発表しました。
この問題は各務原市民の半数、約7万2000人に水道を供給している三井水源地から、国が定める目標値を約2倍上回るPFASが検出されたものです。
県と市は新学期を迎える9月までに、三井水源地の水を使っている小中学校10校など合わせて49の施設に浄水器を取り付けることを発表しました。
浄水器はPFASの約8割を濾過する能力があるということです。
会見で各務原市の浅野健司市長は「水質改善を最優先に取り組みたい」とコメントしました。