シュチェスニ、サウジよりユヴェントスの方がいいと宣言。「お金は十分あるし」

この夏に大きな話題を集めたサウジアラビアリーグ。数多くのスター選手を獲得し、先日はなんとネイマールまで引き入れた。その報酬は基本額だけで3億ユーロ(およそ473.7億円)だと言われる。

その経済的なパフォーマンスはまさに圧倒的なもので、ヨーロッパのリーグでも太刀打ちすることができないほどである。

ただ、ユヴェントスでプレーしているポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニは『TVP』に向けて以下のように話し、サウジアラビアからオファーを貰っても行くことはないと宣言したという。

ヴォイツェフ・シュチェスニ

「ユヴェントスが望んでいる限り、僕はここにいるよ。このクラブには愛着があるし、その決断を尊重する。彼らが僕にゴールマウスを守って欲しいと思ってくれているのならばね。

サウジアラビアからのオファーがあったら?いやぁ、僕の人生にはもう十分なお金があるからね。

僕はそれよりもクールなチャレンジを好むし、ユヴェントスがゴールを守ることこそがまさにそれなんだよ。

とは言え、何人かの選手がサウジアラビアに行ったことは知っているし、驚くことはないよ。

そのような決断は理解できるし、論理的なことだと思う。ただ、僕はお金を追求するよりも優先する価値があるものが存在すると信じているんだ。

ブッフォンが45歳で引退した?さすがに僕はそこまでやれないね(笑)。

もうあまり現役でプレーする時間は残されていないと思う。だからこそ一つ一つの瞬間を楽しむように努めているよ。

このような場所、このような立場にいるという事実が、僕はユヴェントスで重要な人物になれているんだと感じられる。このクラブを再びトップに戻すために全力を尽くしたいよ」

【関連記事】サウジアラビアに移籍した世界的スターで組む爆買いベストイレブン

なお、同じポーランド代表のピオトル・ジエリニスキもサウジアラビアからのオファーを実際に拒否し、ナポリとの契約延長を選んだと伝えられている。

© 株式会社ファッションニュース通信社