見舞金不支給の決定を取り消し 東京・八王子いじめ自殺で

 2018年に東京都八王子市立中2年だった永石陽菜さん=当時(13)=が自殺し、いじめを受けていたことが発覚した問題で、災害共済給付制度を運営する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」が不支給としていた決定を取り消し、遺族に死亡見舞金2800万円や医療費の支給を決めたことが18日、遺族側への取材で分かった。9日付。

 同センターは2月「いじめは交流サイト(SNS)上のみで行われ、学校の管理下で行われた事実が確認できなかった」として不支給を決定。遺族側が5月に不服審査を請求し、センターが再審査していた。

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