東証、午前終値3万1565円 一時2カ月半ぶり安値

 18日午前の東京株式市場の日経平均株価は続落した。前日終値からの下げ幅が300円を超え、取引時間中として約2カ月半ぶりの安値を付ける場面があった。前日の米国株式市場が下落したことが重しとなり、幅広い銘柄で売り注文が優勢となった。売り一巡後は中国株の底堅い動きを好感し、平均株価は一時上昇に転じた。

 午前終値は前日終値比60円79銭安の3万1565円21銭。TOPIXは9.50ポイント安の2243.56。

 前日の米ダウ工業株30種平均は、米FRBによる金融引き締めが長期化するとの観測から値下がりした。18日の東京市場にもこの流れが波及し、朝方は一時ほぼ全面安の展開となった。

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