稲毛海浜公園プールで骨折事故  再発防止へ市との連携強化を要望

稲毛海浜公園プールで骨折事故  再発防止へ市との連携強化を要望

 千葉市議会の議員団が8月18日、子どもの骨折事故が起きた稲毛海浜公園プールを視察し、再発を防ぐため、運営事業者に対し、市との連携を強化するよう求めました。

 8月5日、千葉市美浜区にある稲毛海浜公園プールで、大型スライダーを滑り降りた男子児童が左の太ももの骨を折る大けがをしました。

 美浜区選出の市議ら4人は、現在、休止している大型スライダーに実際にのぼって高さや傾斜の角度を確認したり、男児が衝突した終着地点の緩衝材の硬さを触って確かめたりしました。

 議員団と面会した運営事業者のワールドパークの担当者らは、市への事故の報告が事故発生から約6時間後にメールで連絡し、事故発生後も2日間はスライダーの運用を続けたと説明しました。

 視察した阿部智市議は「問題なのは危機管理体制。再発防止のため、今後は、市としっかり連携できる体制を構築してほしい」と述べました。

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