千葉県は2023年6月時点の障害者の雇用率を公表しました。
教育委員会が初めて法定雇用率を超え、すべての部局で法定雇用率を上回りました。
県によりますと、2023年6月1日時点の県の障害者雇用率は、知事部局が2.99%、企業局が3.16%、病院局が2.98%、教育委員会が2.59%、警察本部が2.84%となり、全ての部局で法定雇用率を上回りました。
このうち、知事部局と企業局、警察本部は、2022年の同じ時期と比べると、雇用率がわずかに減少しました。
一方、病院局と教育委員会は、2022年の同じ時期より上昇していて、特に教育委員会は、これまで達成できていなかった法定雇用率を初めて上回りました。
県教委では、事務や清掃を担当する会計年度任用職員の障害者雇用を拡大したことが要因と見ています。
なお、県では、障害者を対象とした職員の採用選考を行うことにしていて、受験の申し込みを9月1日まで受け付けています。