政女党代表権争い N党・浜田聡参院議員、大津綾香氏 陣営の仲間割れに「予想できていること」

NHKから国民を守る党政調会長兼幹事長の浜田聡参院議員(46)が18日、国会内で行われた同党の定例会見に出席。政治家女子48党の代表権を立花孝志氏(56)、斉藤健一郎参院議員(42)と争う大津綾香氏(30)が、幹事長に任命していた黒川敦彦氏(44)を解任したことに「ある意味予想できていることなので、我々に大きな影響は与えない」と話した。

立花氏陣営の浜田氏は「一応、登記上は党の代表は大津綾香さんということになっておりますが、実態は登記以外はすべて我々が運営をしている。向こうが何をしようが、特にあまり影響はない」とバッサリ。大津氏陣営の内紛に「向こうにとってはトラブルが勃発して仲間割れを起こして、マイナスになるようなところ。他の方が何かを働きかけて仲間割れを起こさせたかもしれませんが、少なくともそれはそれで結構なこと」と歓迎した。

党の代表者を斉藤氏に変更し、党名も政治家女子48党からNHKから国民を守る党とする届を総務省に出しているが、総務省は判断を保留したままだ。浜田氏は、27日投開票の千葉県九十九里町長選に「NHKから国民を守るの党」の公認候補が出馬を予定していることを明かし「総務省がしっかり受理するのかというところは、しっかりチェックしていきたい。公認として立候補できないのであれば、立候補は取り下げる可能性がある」と、同省の判断を改めて促した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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