「猫が増えすぎて飼いきれなくなった」飼い猫25匹を遺棄した疑いで親子を書類送検=静岡県警

自宅で飼っていた猫、合わせて25匹を静岡県沼津市内の住宅の前に遺棄した疑いで、41歳の女性と65歳の母親が8月18日、静岡地方検察庁沼津支部に書類送検されました。

動物愛護法違反の疑いで書類送検されたのは、沼津市に住む無職の女性(41)とその母親(65)です。警察によりますと、41才の女性は、2023年2月に沼津市上香貫の住宅の前に猫8匹を、また2023年6月には母親と共謀し、沼津市下香貫の住宅の前に猫17匹を遺棄した疑いが持たれています。

いずれも猫が遺棄された住宅の住民から通報があり、警察が捜査を進めていました。調べに対し、「猫が増えすぎて飼いきれなくなった」と認めているということです。

遺棄された猫のほとんどが衰弱していて、動物愛護団体などが保護したものの、そのうちの4匹は死んだことが確認されています。

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