オリヴィア・ロドリゴ、「bad idea right?」MVのメイキング動画公開

オリヴィア・ロドリゴが、「bad idea right?」のミュージック・ビデオのメイキング映像を公開した。MVで採用されたアイデアの数々が紹介されているほか、ファンが見逃しているかもしれないニュー・アルバムに関する“イースター・エッグ”(隠しメッセージ)のヒントも散りばめられているようだ。

メイキング映像では、オリヴィアが2023年9月にリリース予定の2ndアルバム『ガッツ』からの2ndシングルのMVで、監督のペトラ・コリンズと緊密に仕事をしている。特殊効果を作るために使われたいくつかのトリックが明らかにされており、例えば、オリヴィアにかけられるスラッシー・ドリンクは、氷の代わりにプラスチックの破片で作られている。パーティーの参加者が前庭で嘔吐するシーンもそうで、彼が吐き出したのはただのフルーツ・ジュースだったことが明かされている。

また、オリヴィアがオープニング・シーンを実際の親友であるポップ・シンガー・ソングライター仲間のテイト・マクレー、『やりすぎ配信!ビザードバーク』で共演したマディソン・フー、女優のアイリス・アパトーと撮影している様子も映し出されている。オリヴィアは、3人の仲間が曲の派手なリフレインに合わせた振り付けをマスターするのを誇らしげな笑顔で見守っている。

『ガッツ』に関連した隠しメッセージの可能性があるのは、メイキング映像の終盤で「bad idea right?」MVの最後の方のシーンに登場するベッドルーム・セットを視聴者が見学する場面だ。カメラはアルバムのヒントになりそうな小道具をいくつか映し出すが、その内のいくつかは、オリヴィアが7月に投稿した、隠しメッセージでアルバムのトラックリストを予告したクリップで初めて登場したものだ。

例えばギター・ケースには、エドヴァルド・ムンクの有名な『叫び』の絵のシールとともに、“Scared”という文字のシールが少なくとも5枚貼られている。寝室の壁にはスケートボードがずらりと飾られ、真ん中には“Girl I've Always Been”と書かれており、右端のものにはオリヴィアの『サワー』からのシングル「Brutal」へのオマージュが書かれている。また、「Stranger」とだけ書かれたポスターもある。オリヴィアはすでにアルバムの全トラックリストを明らかにしているが、これらのディテールはもしかすると歌詞のヒントかもしれない。

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