トランペット奏者クリス・ボッティ、デイヴィッド・フォスターのプロデュースで新作リリース決定

photo by Randall Slavin

トランペット奏者、クリス・ボッティが、10年以上ぶりとなるニュー・アルバム『Vol. 1』を名門ブルーノートからリリースすることが決定。あわせて、先行シングル第1弾「オールド・フォークス」の先行配信もスタートしている。

<YouTube:Old Folks

2022年に60歳を迎え、「新たなスタートを切りたかった」と言う彼が創り上げたのは、ジャズ・スタンダードやコールドプレイの「フィックス・ユー」などを彼ならではの美しい音色で奏でたバラード集。

豪華なオーケストレーションやゲストを迎えた過去作品も人気だが、今回は「自分とバンドのプレイ、そして自分が大好きな曲を演奏することにフォーカスした」と語っている通り、シンプルながらもクリスの類稀な美しい音色が際立つ、極上の仕上がりとなっている。バックはテイラー・エイグスティ(p)、ギラッド・ヘクセルマン(g)、ヴィニー・カリウタ(ds)などの鉄壁の布陣が固めている。また、今年の来日公演にも出演した人気シンガー・ソングライターのジョン・スプリトホフが1曲ヴォーカルで参加している点にも注目だ。

そして本作のプロデュースは名匠デイヴィッド・フォスター。「彼は多くのミュージシャンからリスペクトされているし、今回のセッションもとても繊細にナビゲートしてくれた」とクリスがコメントしているように、シンプルゆえに難しい今作のコンセプトを見事にまとめあげている。「ダニー・ボーイ」と「いつか王子様が」では感動的なピアノ・イントロも披露している。

■リリース情報

クリス・ボッティ
アルバム『Vol. 1』
2023年10月20日リリース SHM-CD UCCQ-1192 ¥2,860(tax in)
CD予約&デジタル配信はこちら→https://Chris-Botti.lnk.to/Vol.1PR

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