建設業、域外労働者3910人申請

建設業の域外労働者導入スキーム第1期申請が8月16日に締め切られた。同日の香港メディアによると、同スキームでは1万2000人の導入枠が用意され、16日午後5時までに特区政府発展局に計11件3910人分の申請が寄せられた。第1陣の域外労働者は早ければ第4四半期に香港に到着する。第2期の申請は10月1日から受け付けを開始する。建設請負業社の団体である建造業分包商連会の伍新華・会長は、スキームでは域外労働者導入が承認を得たら12カ月以内に香港に到着することを要求しているが、一般的に工程は4~5年に及び、それぞれの工程はスケジュールに応じて行うため、業界の人手不足は1回では補填できないとみる。業界では何回かに分けて申請を行うことから、第1期の申請人数が導入枠を超えるとは限らないと説明した。また香港建造商会の梁敬国・総監は、業界では1万人余りの人手不足となっているため、域外労働者導入が地元労働者の就業機会に影響することはないとの見方を示した。

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