「少ない行事だから守りたい」赤米の伝承続ける岡山・長崎・鹿児島の小学生が交流 赤米大使の相川七瀬さんが呼び掛け

古代米の「赤米」の伝承を続けている岡山県総社市の小学生が、長崎県や鹿児島県の児童と交流しました。

総社市の新本小学校で開かれた交流会には、総社市、長崎県対馬市鹿児島県南種子町の児童、合わせて23人が参加し、自分たちの地域で行っている「赤米」を守る活動などをお互いに紹介しました。

古代米「赤米」をまつる神事は、この3つの小学校の地域にのみ伝わっていると言われています。

子どもたちの交流は、赤米大使を務める歌手の相川七瀬さんが呼び掛け、2018年から行っています。

(赤米大使 歌手/相川七瀬さん)
「文化をつないでいくっていうのは次世代の人たちだよね。その子どもたちに、何かそういう気持ちを残してもらいたいという切なる願い」

(新本小学校6年[総社市])
「伝統をつなげるのができなくならないように、しっかり伝えていきたい」

(茎南小学校6年[鹿児島・南種子町])
「少ない行事だからこそ、守らないといけないから、守りたいと思いました」

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