仙台市の消費者物価指数 生鮮除く食料の物価 48年ぶり上昇率

家庭で消費する物やサービスの値動きをみる2023年7月の消費者物価指数が発表され、仙台市の生鮮食品を除いた食料が前年の同じ月より10・8%高くなりました。およそ48年ぶりの上昇率です。

総務省が18日発表した7月の消費者物価指数は、天候の影響で変動しやすい生鮮食品を除いた総合の指数が仙台市で107.3となり前年の同じ月に比べ4.0%上昇しました。

特に生鮮食品を除く食料は上げ幅が10.8%に達し、1975年9月に12.9%を記録して以来およそ48年ぶりの上昇率となりました。

個別にみると卵や乳製品は16.1%、肉類は15.8%でした。

食料以外では宿泊料や外国パック旅行費を含む「教養娯楽サービス」が4.7%高くなりました。2021年12月に9.0%を記録して以来の上昇率です。

人件費のアップや円安が響いているということです。

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