夏の甲子園、19日に準々決勝 前回覇者の仙台育英など調整

休養日の練習で、調整する八戸学院光星の選手たち=兵庫県西宮市

 第105回全国高校野球選手権大会は19日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われる。18日は3回戦を突破した各チームが兵庫県西宮市などで調整した。

 史上7校目の2連覇を目指す仙台育英(宮城)は花巻東(岩手)との隣県対決を前に、3カ所での打撃練習で感覚を養った。東北勢は八戸学院光星(青森)を含め、史上初めて3校が8強入りしている。

 1916年の第2回大会以来107年ぶりの全国制覇を狙う慶応(神奈川)は、選抜大会2度優勝で夏は初の4強入りが懸かる沖縄尚学と対戦する。

 3回戦終了後の休養日は選手の健康への配慮を目的に2021年大会から導入された。

守備練習する仙台育英の選手たち=大阪府豊中市

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