トーキング・ヘッズ、『ストップ・メイキング・センス』40周年記念上映会で再集結

トーキング・ヘッズが、『ストップ・メイキング・センス』の40周年を記念する上映会で再集結する。同バンドの再結成は1990年代初頭から望まれてきたが、ファンの願いがようやく小規模ながら叶うことになった。

トーキング・ヘッズの愛すべきコンサート映画『ストップ・メイキング・センス』の40周年記念上映会で、メンバーのデイヴィッド・バーン、ティナ・ウェイマス、クリス・フランツ、ジェリー・ハリスンが、2002年の【ロックの殿堂】入り以来初めて一緒に公の場に姿を現すことになった。米スピンによると、この映画の新たに修復されたバージョンは、【トロント国際映画祭】の一環として、現地時間2023年9月11日にシネプレックスのスコシアバンクIMAXシアターで上映される。

また、メンバーたちは映画監督スパイク・リーが司会を務めるQ&Aにも参加する。修復された『ストップ・メイキング・センス』は、配給会社A24を通じて9月22日に全米劇場公開される。

オリジナルの『ストップ・メイキング・センス』は、1983年12月に米ロサンゼルスのパンテージズ・シアターで4回公演が行われた内の3夜にかけて撮影され、その後アメリカ国立フィルム登録簿(アメリカ議会図書館)に登録された。

この映画では、「サイコ・キラー」、「スリッパリー・ピープル」、「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」、「Life During Wartime(戦時中の生活)」、「ワンス・イン・ア・ライフタイム」といった今やクラシックとなった楽曲や、フランツ/ウェイマスのサイド・プロジェクト、トム・トム・クラブのよくサンプリングされる「ジーニアス・オブ・ラヴ」(邦題:悪魔のラヴ・ソング)などが、がらんとしたステージで披露されている。

© 株式会社阪神コンテンツリンク