衰弱したネコ17匹を遺棄した疑い…沼津市に住む親子2人を書類送検 「多頭飼育崩壊」か(静岡県)

2023年6月、静岡県沼津市の住宅前に衰弱したネコ17匹を遺棄したなどとして8月18日、警察は親子2人を動物愛護法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、沼津市に住む無職の41歳の娘と、その母親の親子2人です。警察によりますと、2人は2023年6月上旬に沼津市下香貫の他人の住宅前に、衰弱した猫17匹を遺棄した疑いが持たれています。このほか41歳の娘は、2月中旬に沼津市上香貫に猫8匹を遺棄した疑いも持たれています。

警察は、2人が多くの動物を飼いきれなくなった「多頭飼育崩壊」に陥っていた可能性が高いとみています。猫を保護した団体によりますと6月に保護された猫は生後2、3週間ほどの子猫15匹を含む17匹で発見時は、栄養失調の症状がみられるほど衰弱していたということです。

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