北朝鮮、旅客便を再開か 中国、ロシアとの間で1路線ずつ

北朝鮮の高麗航空が運航するロシア製の「ツポレフ204-300」=2008年5月撮影(共同)

 ロシア極東ウラジオストク空港の広報担当者は18日、北朝鮮国営の高麗航空の旅客機が25日と28日に平壌から飛来する予定だとタス通信に明らかにした。北京の外交筋によると、中朝両国も、北京―平壌間の旅客機の運航の一部再開を協議している。

 北朝鮮と中ロを結ぶ旅客便は、新型コロナウイルス対策を理由として2020年2月初頭を最後に運航が止まっており、再開されれば約3年半ぶりとなる。タスの報道ではウラジオストクから平壌へ向かう旅客便情報はなく、北朝鮮から中ロへの出国だけが先に認められる可能性もある。

 高麗航空のウェブサイトでは平壌とウラジオストク、北京間の運賃が掲載された。(共同)

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