切子ちょうちんづくり体験人気 ハートランド倉敷催し 独自照明に

切子ちょうちんづくりに挑戦する子どもら

 倉敷市美観地区一帯で開催中の「第41回ハートランド倉敷」(岡山県、同市、山陽新聞社などでつくる実行委主催)で紙製照明「切子ちょうちん」づくりのワークショップが人気を集めている。子どもたちがキットを組み立てて装飾し、オリジナル照明を仕上げている。

 紙の骨組みで支える14面体のちょうちんで、明かりの創作グループ・倉敷光作所(同市本町)が考案。ワークショップは須山恭安所長(57)、寛子さん(45)夫妻が講師となり、同市阿知の倉敷物語館で行っている。

 14日は幼児や小学生と保護者ら約50人が参加した。組み立てた骨組みにトレーシングペーパーを貼り、マスキングテープやシールで花柄や水玉柄を表現。発光ダイオード(LED)ライトを中に入れて完成させた。

 参加者は明かりをともしたちょうちんを手に夜の美観地区を散策。くらしき作陽大付属認定こども園年長の女児(6)は「リボンのシールをたくさん貼った。かわいいのができて楽しかった」と話した。

 ワークショップは19、20、26、27日の午後5時半~7時にも開かれる。参加費500円。

© 株式会社山陽新聞社