チェルシー、サウサンプトンから19歳の有望株ラヴィアを獲得。背番号は45に決定

写真:チェルシー加入が発表されたラヴィア ©Getty Images

チェルシーは8月18日、サウサンプトンからベルギー代表MFロメオ・ラヴィアを獲得したことを公式サイト等で発表した。契約期間は7年間となっている。背番号は「45」に決まった。

移籍金の額は明らかにされていないが、イギリス『BBC』電子版によると、基本金5300万ポンド(約98億2280万円)に500万ポンド(約9億2670万円)のアドオンが付帯されているという。

ラヴィアは昨シーズン、サウサンプトンで公式戦通算34試合に出場したが、チームはプレミアリーグからの降格を余儀なくされた。質の高いプレーを見せ続けたラヴィアに対してはリヴァプールも関心を示しクラブ間合意に達していたと見られるが、ラヴィア自身がリヴァプール移籍を拒否し、チェルシーへの移籍を希望していた。

念願のチェルシー移籍が実現したラヴィアはクラブの公式サイトでインタビューに応じ、移籍を決めたのは「3つの要素」だと明かした。

「プロジェクトとクラブの野心は僕がチェルシーを選んだ大切な要素だったが、クラブの背後にある歴史も重要なものだった。このクラブの一員となり、歴史を刻むことができて本当に興奮している」

また、チェルシー移籍決定の喜びを次のように語った。

「本当にうれしいし、誇らしく思う。このユニフォームを着ることができるのは光栄だ。このチームにいる大半の選手と対戦したことがあるけど、その時に『本当にいい選手だ』と感じていた。彼らと一緒に仕事ができるのは素晴らしいことだよ。若くて才能豊かな選手たちばかりだから、互いを向上させていくことができるだろう」

また、マウリシオ・ポチェッティーノ監督と会話を交わしたことも明かしている。

「彼は素晴らしい指導者だ。僕たちは誰もが彼の功績を知っている。彼と話をした時、僕に何を望んでいるのか、チームをどのような方向に進めていきたいのかを明確に示してくれた。それを聞くことができて本当にうれしかった。そして、彼のエネルギーは僕が持っているものと一致するものだった」

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