Xiaomiの4足歩行ロボット「CyberDog2」発表。AIバイオニックがさらに進化

CyberDog2のマシン全体の重量は、先代より約8.9kg(±0.5kg)と約40%削減された。

見た目は、ドーベルマン由来の頭部バイオニックデザインと、新たに作成された脚部のプロポーションやボディ形状との組み合わせにより、さらに最適化されより鮮やかなバイオニックを実現している。

12個のマイクロモーター

CyberDog2には、Xiaomiが独自に開発したマイクロモーターを12個を内蔵。個々のモーターのトルク精度は前世代より50%向上し、高度なモーションコントロールアルゴリズムと相まって、運動能力は飛躍的に向上したという。

ピークトルク密度は、ボタンひとつで37.85Nm/kgに達する。難しい動きも高い爆発力とダイナミックなレスポンスを組み合わせて、コマンドを達成する。

AI強化学習プラットフォーム

AI強化学習プラットフォームにより、CyberDog2は自己学習で新しいスキルを無限に習得し、すべての動きが本物の犬に近づくとしている。活動的であることは良い動きは良い学習から生まれる。1つの動作は、3万匹以上のAIシミュレーション犬によって繰り返しシミュレーションされ、訓練された結果だという。

AIマルチモーダル融合知覚意思決定システム

AIマルチモーダル融合知覚意思決定システムを搭載し、21 TOPSの計算能力が知能をまるで本能に変える。デュアル・コプロセッサを搭載した演算能力の高いNXチップは、1秒間に21兆回の演算が可能で、複雑な状況でも柔軟に対応できるという。

多次元的なセンシング能力を持つ19ものセンサーは、人物を認識するだけでなく、道路も認識する。4つのマイクとXiaomi AI音声アルゴリズムの暗黙の連携により、数秒で言葉を理解するという。

視覚

  • 深度カメラ:インテル RealSense D430
  • RGBカメラ:1MP
  • AI インタラクティブカメラ:13MP
  • 魚眼カメラ:FOV 146°

聴覚

  • 4つのマイクアレイ
  • XiaomiAI音声アルゴリズム

知覚

  • タッチセンサー
  • TG30レーザーセンサー
  • 超音波センサー
  • ToFセンサー

様々な制御方法

APPビジュアルグラフィカルインターフェイス、UWB Bluetoothリモートコントロールをサポート。電話単体、電話+リモコン、音声でコントロールでき、対話を容易にする。

音声制御コマンドは、携帯電話のAPPに接続した後にのみ実行でき、音声制御スイッチは手動でオンにする必要がある。

適応機種:Xiaomi 11、Xiaomi 11 Ultra、Xiaomi 12、Xiaomi 12 Pro、Xiaomi 12S Pro、Xiaomi 12S Ultra、Xiaomi 13、Xiaomi 13 Pro、Xiaomi 13 Ultra、Redmi Note 11T Pro、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming、Redmi K50 Gaming。 Redmi K50 Gamingエディション、Redmi K40 Gamingエンハンスド・エディション

ディープなオープンソースプラットフォーム

Xiaomi四脚ロボットオープンプラットフォームは、世界の開発者と共同開発された。システムコードのオープンソースから、機能インターフェースの開発、外観と構造図のオープン化まで、人工知能とロボット工学のより多くの可能性の探求を支援する。

グローバルパートナー

バイオニックロボットの開発は、グローバルな共創の広大なプロジェクトだとして、Xiaomiは世界中の開発者を招き、最先端のテクノロジーを共に探求する方針。産業と研究の深い融合を実現し、ロボットのより良い未来を創造するとしている。

主な仕様

▶︎Xiaomi

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