中国政府は日本への団体旅行を約3年半ぶりに解禁することを決め、期待が高まるインバウンド需要の回復。新型コロナの影響で運休していた中国の航空会社「中国東方航空」の静岡と上海を結ぶ路線が、9月24日から再開することが関係者への取材で分かりました。
【写真を見る】【独自】静岡空港～上海/浦東空港便 9月24日再開 中国人の団体旅行解禁で約3年半ぶり
関係者によりますと、再開の調整がついたとして中国の航空会社「中国東方航空」の静岡空港と上海の浦東（ほとう）空港を結ぶ路線が、9月24日から運航を再開することを決めたということです。
この路線は、新型コロナの感染拡大に伴い、2020年2月から運休が続いていて、再開は約3年半ぶりです。
再開の背景にあるのは、中国からの団体旅行の解禁です。中国政府は8月10日、中国からの団体旅行について日本を含む78の国と地域を対象に解禁すると発表しました。
中国から日本への団体旅行が再開されるのは約3年半ぶり。今後、日本を訪れる中国人旅行客の数は大幅に増えるとみられます。
さらに、コロナ禍前にみられた「爆買い」など、インバウンド需要の回復に期待が高まります。
県は近く、上海線の再開を発表するとみられます。
