日本代表MF遠藤航のリヴァプール加入が正式発表! 背番号は「3」に決定

写真:リヴァプールへの加入が発表された遠藤 ©Getty Images

8月18日、リヴァプールはシュトゥットガルトから日本代表MF遠藤航を獲得したことを発表した。背番号は「3」に決まった。

現地時間8月16日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が「遠藤航がリヴァプールへ。シュトゥットガルトから移籍金1800万ユーロ(約28億5000万円)で加入する日本人MFは、木曜日にメディカルテストを受ける」と報じて以降、英国や日本のみならず、各国のメディアがこの移籍について取り上げてきた。

翌17日には、シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督がクラブの公式X(旧Twitter)を通じて次のようにコメント。

「遠藤航は交渉のためにクラブを離れた。メディカルチェックを受けるべく渡英したため、今日のトレーニングには参加しなかった。彼は30歳にしてプレミアリーグのリヴァプールへ加入する機会を得た。それは彼の夢でもある。クラブの視点で見れば経済的な恩恵を受けることになるが、スポーツの視点で見れば、もちろん喜ばしいことではない。ワタルはアスリートとしても、一人の人間としても重要な存在であり、我々のキャプテンだ。ブンデスリーガ102試合のうち99試合に出場してきた。重要な場面で、いつも彼はそこにいた」

こうした状況を受け、リヴァプール加入は秒読み段階と見られていたが、このたびついに正式に発表された。遠藤は公式HPを通じて以下のようにコメントしている。

「今はとても幸せだし、リヴァプールというビッグクラブに加入できることにとても興奮している。素晴らしい気分だし、これが私の夢だった。プレミアリーグで、そして世界最大のクラブの一つでプレーすることはいつも夢だった。私にとって夢がかなったんだ」

リヴァプールにとっては、2020年1月から2022年6月まで在籍した南野拓実に続いて2人目の日本人選手との契約となる。またリヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督にとっては、ドルトムント時代の香川真司、前述の南野に続き、3人目の日本人選手を指導することになる。

プレミアリーグ開幕節でチェルシーと引き分けたリヴァプールは、明日19日23:00時(日本時間)に第2節のボーンマス戦を迎える。

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