巨体なのに乗りやすい!シルキーなエンジンを堪能できるゴールドウィング【バイク買取調査隊】

HONDA ゴールドウイングの車種プロフィール

今回紹介する「ゴールドウイング」は、2014年に発売された水冷4ストローク・6気筒の1800ccエンジンを搭載する大型クルーザーモデル。1974年に登場した初代モデルは水平対向4気筒1000ccエンジンを搭載する”スポーティネイキッド”的な位置付けだったが、時代の流れとともに大型カウルを装備したクルーザーへと変貌し、エンジンも排気量を拡大する過程で水平対向6気筒へと進化。クルマと大差ない快適装備まで搭載し、比較すべき車両が見つからない唯一無二の存在にまで登り詰めた、ホンダバイクのフラッグシップモデルである。

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バイクインプレ

車両の特徴

車体サイズは全長が2630ミリ、全幅945ミリ、全高1525ミリ、シート高740ミリ、ホイールベースは1690ミリで、車両重量は417kgとなっている。
キャスター角は29.50度、フロント130/70-18インチ、リア180/60-16インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークOHCの水平対向6気筒。ボアストロークは74ミリ×71ミリのショートストローク。圧縮比は9.8で最高出力は109馬力/5500回転、最大トルクは161Nm/4000回転。燃料供給はフューエルインジェクションで、トランスミッションは5速仕様だ。

走り

水平対向6気筒1800ccのエンジンはそのスペックだけでもわかるようにパワー、トルクとも余裕にあふれ、もはやバイクを超越するほどの巨体を軽々と目的の速度まで運んでくれる。実際、車重は400kg以上あるので止まっている状態ではけっこうな重さを感じるのだが、車体全体が低重心に設計されていることもあり、走り出してしまえば軽々と扱えるほど軽快な走りを見せる。そして、エンジンは低回転から高回転まで、あらゆる領域でウルトラスムーズ。余計な振動は一切なく、もはや内燃機関とはまったく別の動力で進んでいるのではないか? そんな錯覚すら感じるほどスムーズすぎる加速感は、最大の特徴であるといえよう。

乗り心地は『絶品』。本当にクルマと同じような感覚で、超距離ライディングも苦ではない…いや、むしろもっと長く走りたいと思わせるほどシルキーな乗り味だ。サスペンションはソフトなのはもちろん、路面の大小さまざまなギャップをバネ下だけでキレイに吸収してくれているようで、シートの座り心地もフラッグシップモデルにふさわしい快適さを感じることができる。コーナーでも軽く力を入れるだけでライダーの意思をくみ取るようにバンクし、身体を向けた方向に素直に曲がってくれる極めて扱いやすいハンドリングになっている。

総括

ゴールドウイングといえば動力性能以上に、豪華な装備に目が行ってしまう部分は確かにある。しかし、「何の苦労もなく長距離を淡々と、かつ快適に走り続けることができる」。これこそがゴールドウイングの真の価値なのではないかと、今さらながら思い知らされる。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成した記事となります

査定士のコメント

モトメガネ編集部

水平対向6気筒エンジンはシルキーでバイクというよりもクルマのようなエンジンフィールのゴールドウイング。高価格なモデルだけに、買取価格も基本は高価を期待できる。高年式低走行モデルならさらに高い買取価格となることは必至。

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