桃太郎まつり 19日開幕 うらじゃ踊り連に69団体

準備が進められたうらじゃ踊りのステージ=18日、下石井公園

 「第23回おかやま桃太郎まつり」が19日、開幕する。今年は新型コロナウイルスの5類移行を受けて、鬼に扮(ふん)した人々が乱舞する「うらじゃおどり」の踊り連が増加。親子向けステージイベント「ファミリーフェスタ」などとともに20日までにぎやかに展開され、県都が熱く盛り上がりそう。18日は主な会場でステージの設営が急ピッチで進んだ。

 奇抜な衣装とメークで決めたうらじゃおどりの踊り連は、昨年から17増えて69団体約2800人が参加。19日午後から、下石井公園(岡山北区幸町)やイオンモール岡山(同下石井)など5会場で演舞がスタートする。20日は午後3時から、車両通行止めにした市役所筋約200メートル区間でパレードがあり、7時半からは観衆も加わって総おどりとなる。

 ファミリーフェスタは19、20日とも山陽新聞社さん太広場(同柳町)で開催。世代を超えて人気の「ウルトラマン」や「しまじろう」のショーがある。

 昨年のまつりで行った各会場での入場制限や検温を今年は行わず、総おどりでのマスク着用も求めないという。

 桃太郎まつりは、岡山県、岡山市、岡山市連合町内会、岡山商工会議所、岡山青年会議所、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社、RSK山陽放送、岡山放送、テレビせとうちでつくる運営委員会の主催。

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