『犬を飼わない方がいい人』の特徴5選 愛犬を不幸にしてしまう飼い主の共通点とは

「可愛いから犬を飼いたい」は禁物!飼うには覚悟が必要

近年、さまざまな動物をペットとして家族に迎え入れるペットブームが巻き起こっています。しかし、動物を家族として迎え入れてお世話することは、並大抵の覚悟では上手くいきません。

犬を迎え入れるのならば今まで当たり前だった生活を一変し、愛犬にも生活スタイルやペースを合わせて行動しなければいけなくなります。また、犬は生涯費用が高いため、金銭的にも負担がのしかかることを忘れてはいけません。

お世話する時間、しつけの忍耐力、行動の制限、金銭的負担など、あらゆる負担や犠牲を考慮した上で、本当に犬を新しい家族として迎え入れたいか、今一度じっくり考えてみましょう。

『犬を飼わない方がいい人』の特徴5選

犬を迎え入れたいと考えている方は、以下に挙げている『犬を飼わない方がいい人』の特徴に1つでも当てはまっていないかチェックしてみましょう。以下に当てはまってしまうと、迎え入れた愛犬共々不幸になってしまう恐れがあります。

1.金銭的な余裕がない

現在、金銭的に余裕がない場合は、一旦犬を迎え入れることは諦めてください。先ほどお話したように犬は生涯、高額な費用がかかります。年間で平均約35万かかると言われており、平均寿命が14年と換算すると約500万もの費用が必要となります。

さらに突然の病気や怪我を負った時には、高額な医療費がかかることも珍しくないので金銭的な余裕がない中で飼ってしまうと、飼い主、愛犬共に不幸になってしまう恐れがあるのです。

2.何事にも飽きっぽい人

一度犬を迎え入れたら愛犬の最期を看取るまで責任を持ってお世話し、毎日愛情を注がなければいけません。そのため、何事にも飽きっぽい人は最期までお世話し続けられず、手放してしまう可能性が高いです。

犬は物ではありません。尊い命を持ち感情豊かな生き物です。私たち人間の勝手な都合で飼育されたり、手放されたりすればトラウマにだってなります。

犬は平均寿命14年と言われており、20年弱と長生きする犬も珍しくありません。それほど長い間、パートナーや家族としてお世話をし続けられる覚悟があるか、今一度、自分に問いただしてみましょう。

3.自分の生活スタイルやペースを崩されたくない人

現在、自分の好きな生活スタイルやペースを持っている方は、犬を迎え入れることでその生活スタイルや生活のペースを崩されることを覚悟してください。

毎日ご飯をあげたり散歩したりするために早起き、早帰りを意識しなければいけませんし、体調不良や怪我を負った時は緊急で病院へ連れていかなければなりません。家に帰っても「かまって」と甘えん坊なわんこたちはアピールしてくるでしょう。

そんな生活も愛おしいのですが、自分の生活スタイルやペースを崩されたくないという思いが強い人には合っていません。お互いのために迎え入れないことを選択するのも優しさです。

4.宿泊を伴う行動(出張や旅行)が多い人

出張が多い人や旅行が好きで家を空けることの多い人は、犬を迎え入れることを考え直した方が賢明です。なぜならば、犬は一人ぼっちで宿泊を伴うお留守番ができないからです。

「最近はペットホテルもあるし大丈夫!」と軽く考えている飼い主さんもいますが、実は知らないホテルに預けられることで、心にトラウマを抱えてしまったり、強いストレスから問題行動に発展してしまう犬は少なくありません。

旅行であれば愛犬も一緒に連れて行けるホテルを探したり、出張中に預かってもらえる愛犬と親しい知人や家族に頼んでおくなど、愛犬への配慮が必要になります。

5.生活環境を汚されることが我慢ならない人

綺麗好きな人の中には、絶対に自分の生活環境(部屋)を汚されたくないという人もいるでしょう。しかし犬を迎え入れたら、その願いは叶わないと考えてください。

なぜならば、犬の多くは抜け毛が発生しますし、イタズラをしてしまうことがあるからです。毎日のブラッシングや徹底的なしつけによって改善されますが、犬独特の臭いはどうしても改善が難しいポイントです。

このように生活環境を汚されたくない、常に清潔に自分なりのインテリアを楽しみたいと考えている方は、犬を迎え入れることを考え直しましょう。

まとめ

今回は、犬を飼わない方がいい人の特徴を紹介しました。犬を迎え入れるということは、生活が大きく変化するということです。

楽しいことや嬉しいことばかりではないので、犬を飼う「デメリット」をよく理解した上で、それでも迎え入れたいと強く思えるのであれば、ぜひ新しい家族として迎え入れてあげてくださいね!

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