繁華街の飲食店で飲酒運転根絶訴え 愛知県警中警察署

名古屋の繁華街で、お酒を楽しむ客たちに警察官が飲酒運転をしないよう呼びかけました。

18日午後6時すぎ、名古屋・栄の繁華街にある海鮮居酒屋を訪れた警察官が、「飲酒運転は犯罪なので絶対にやめて欲しい」と呼びかけ、酒を楽しむ客たちに「NO!飲酒運転」と書かれたうちわを手渡しました。

警察によりますと、コロナ禍が明けて、人出が戻ってきた名古屋の栄や錦三丁目などの繁華街では、酒を飲んだ後に車を運転して帰宅する人が後を絶たないということです。

名古屋市中区内では、今年に入ってからの飲酒運転の検挙数が7月までに70件に上り、去年より17件も多くなっています。

(中警察署交通課の成田英仁課長)「飲酒運転はしない、させない、許さないの合い言葉でどうかよろしくお願いします」

愛知県警は飲み会などで飲食店を訪れる際は、酒を飲まない「ハンドルキーパー」をあらかじめ決めたり、「運転代行」を活用したりするよう呼びかけています。

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