マリネでおいしさ引き立つ！「すもものサラダ」レシピ♪

おはようございます。野菜料理家やのくにこです。

皆さんはすももは好きですか？よく食べる果物でしょうか。

料理教室の生徒たちに聞いてみると「酸っぱそう」「食べにくそう」「食べたことが無い」という返事が返ってきました。そういう私も、山梨の友人にすももの美味しさを教わるまでは、同じ意見でした。

すももとプラムは同じ？

まず、すももというと私は小ぶりのプラム（バラ科スモモ属）を思い浮かべます。プラムは皮が赤や赤紫色で手のひらサイズ、種が大きく、皮の周りの果肉と皮が酸っぱいのが特徴ですが、数日置いておくと甘くなってきます。

プラムの品種でソルダムというものがあり、皮は緑色をしていますが、切ると中の実は赤く、プラムの中で人気の品種です。

皆さんのイメージするすももは、このソルダムが多いのかもしれません。

私がプラムのとりこになったのは、山梨の友人から送られてきた、貴陽（きよう）という品種のすももを食べたときからです。まるで、桃（バラ科モモ属）のような大きさですが、産毛は無く、完熟したものはブルームがあり（ぶどうにもある白い粉）、皮の色が紫がかった赤い色です。

山梨の友人は皮をむかずに食べるというので、皮ごと食べてみると、心地よい酸味で果肉の甘みが強く、今まで私が抱いていたすももとは大きく違う食感や味わいでした。

今日は、おいしさが引き立つ「すもものサラダ」のレシピをご紹介します。

1）すももは洗って水けを拭き、半分に切り込みを入れアボカドのように回して2つに割り、種を取る。皮ごと16等分に切り、（A）を入れたボウルに入れ混ぜてマリネする。

2）レタスはちぎって皿に盛り付け、ホワイトマッシュルームを薄切りにしてのせる。

塩コショウとオリーブオイルをかけ、（1）のすももを並べる。枝豆とちぎったカマンベールチーズをのせ、ボウルに残ったマリネ液をかける。

バルサミコ酢とハチミツとオリーブオイルのマリネ液に浸けると、すももの皮の酸味がより弱まり美味しくなります。プラムやソルダムでも作れます。

その他にも、ジュレにしたりスープにしたりパスタにしたりと色々と楽しめます。作り方はこちらから↓

貴陽の他に「太陽」という品種も大玉で甘くて美味しくておすすめです。

すももは、桃よりも酸っぱいのですももと名付けられたと言われていますが、最近は甘くて美味しいすももの品種が数多く出回っています。この時期に美味しいすももを今年は堪能してみませんか。

次回は赤系・白系・黒系のぶどうのお話をします。

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