カジキ釣り国際大会開幕 茨城・大洗とひたちなか 初日3匹、最大116キロ

「茨城インターナショナルフィッシングフェスティバル」で行われたカジキ釣り国際大会の検量式=ひたちなか市湊本町

「茨城インターナショナルフィッシングフェスティバル」のカジキ釣り国際大会が18日、茨城県大洗町や同県ひたちなか市で始まった。初日の釣果は3匹で、最大は116キロのクロカジキだった。大会は20日まで開かれる。

大会は昨年、同町で初めて開かれ、今年は同市にも会場を広げた。米大リーグなどで活躍した佐々木主浩さんら国内外の招待選手8人を含む約230人が参加する。初日は37隻計約180人が、大洗マリーナを拠点に茨城県の約20~30キロ沖合でカジキを狙った。3日間で釣り上げた重量、魚種、使用した糸の強度などに応じたポイント制で順位を競う。

各チームはこの日、波が比較的穏やかだったこともあり、制限時間ギリギリまでカジキを追い続けた。

横浜市から参加した小口典輝さん(26)は、家族や親戚、知人で構成するチームで参加。大洗沖で70.5キロのクロカジキを釣り上げ、「まだまだ大きい魚がいる。目標は200キロ超え」と話した。

同市湊本町の那珂湊おさかな市場で行われた検量式の前にはカジキの解体ショーも開かれ、観客たちは体長約2メートル、体重120キロに及ぶクロカジキが手際よくさばかれる様子に見入った。

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