NY株反発、25ドル高 割安感出た銘柄に買い

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=16日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比25.83ドル高の3万4500.66ドルで取引を終えた。前日までの下落で割安感が出た銘柄に買い注文が入った。

 ただ、中国経済の先行き警戒感が根強いことや、米長期金利の高止まりが嫌気され上値は重かった。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が25日の講演で政策金利の今後の方向性についてどのように言及するのかに注目が集まっている。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は4日続落し、26.15ポイント安の1万3290.78。

 個別銘柄では、小売りのウォルマート、航空宇宙機器のボーイングの上昇が目立った。医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソンは売られた。

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