天海祐希が「ファン」と宣言、心を掴んだのはあの有名ダンサー

天海祐希が「憧れ」と話す、英国の人気ダンサーで俳優のアダム・クーパー。2人が初共演を果たす舞台『レイディマクベス』の会見が8月18日に大阪市内でおこなわれ、以前から交友のあったクーパーとの共演について、非常にワクワクした様子で語った。

舞台『レイディマクベス』の会見に出席した天海祐希(18日/大阪市内)

2003年の『スワンレイク』を筆頭に、来日公演をおこなうたびに旋風を起こし、日本でも高い人気を誇るクーパー。天海は以前から彼の舞台をよく観ていて、会見中には「どうしてもサインがほしいと思った、数少ないおひとり」という、思わぬ告白が。

「『兵士の物語』(2015年)のときに、サインをいただいたんです(笑)。『雨に唄えば』では、スポットライトを1人で吸収して、違う色にして客席に届けているように感じられて、号泣してしまいました」とファンぶりを明かす。そして共演が決まったときは「それを聞かされたときの、私の驚きがわかりますか? こんなことがあっていいのかと思いました」と、喜びより驚きが先に立ったそうだ。

舞台『レイディマクベス』の会見に出席した天海祐希(18日/大阪市内)

クーパーが演じるのは、レイディマクベスの夫・マクベス。稽古で長い時間を過ごすので「アダムさんが演じるときの体温や熱を、身近に肌で感じたい。身体の使い方がうまくなりそうなので、ウォーミングアップをこっそり真似していこうかな(笑)」と希望を語ったうえで「私がアダムさんと同じ舞台を作るなんて、そんなことは多分一生ない。ぜひその目で確かめに来ていただきたいです」と、非常にレアな共演の目撃者になるよう呼びかけた。

天海とクーパーのほかには、鈴木保奈美、要潤、栗原英雄などが出演。英国の気鋭の劇作家・演出家のジュード・クリスチャンが脚本、『ピサロ』『カスパー』などを手掛けたウィル・タケットが演出を担当する。10月の東京公演を経て、関西公演は11月16~27日に「京都劇場」(京都市下京区)にて。チケットはS席1万3800円ほか、10月1日から発売開始。

取材・文・写真/吉永美和子

舞台『レイディマクベス』

期間:2023年11月16(木)〜27日(月)
会場:京都劇場(京都府京都市下京区東塩小路町901)
料金:S席1万3800円、A席1万2800円

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