開場と同時に行列ができたモンブランパフェ（東京都新宿区で） 真夏にサツマイモを楽しむイベント「夏のさつまいも博」が東京・新宿で開かれている。全国の専門店２４店が約２００種類のメニューを提供。冷やし焼き芋や、華やかで冷たいサツマイモのスイーツを目当てに、会場には多くの若い女性が訪れている。２０日まで。
毎回数万人が訪れる冬の人気イベントの夏版。同博実行委員会が主催し、３万人の来場を見込む。
ひと際長い行列ができた「おいも日和」（長野県松本市）は、同県産「シルクスイート」を使ったモンブランパフェを提供する。写真映えも意識し、購入者の目の前で、芋のクリームを絞る。都内から訪れた大学生・平澤みのりさん（１８）は「冷たいサツマイモは初めて。見た目も華やか」と、笑顔を見せていた。
冷やし焼き芋も人気を集める。茨城県のＪＡなめがたしおさいと行方市でつくる「なめがたブランド戦略会議」は、「ひめあやか」など４種類を用意し、食べ比べの需要に応えている。
同博実行委員会の石原健司委員長は「夏の需要拡大で生産者を応援したい」と話す。
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