米映画監督&女優と元夫の俳優、元子守からの訴訟は「完全に棄却」休暇を求め解雇されたと主張

女優で映画監督のオリヴィア・ワイルド(39)と俳優でコメディアンのジェイソン・サダイキス(47)が、不当に解雇されたとして元ナニー(子守)から訴えられていた件が「完全に棄却された」と報告した。

『ドント・ウォーリー・ダーリン』のオリヴィアと『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のジェイソンは、2020年11月に7年に渡った婚約を破棄したと発表。その後、健康問題を理由に休暇を申し出たことで解雇されたとして元ナニーのエリカ・ジェナーロさんから訴えられていた。しかし今回、判事が同件が仲裁での解決を目指すべきと判断を下したことから、「完全に棄却された」と宣言したかたちだ。

2人はRadarOnlineに発表した声明の中で「オリヴィアとジェイソンは、経済的利益を得るための自己中心的な行動をとられたばかりか、メディア上で彼らの信頼を恥知らずに悪用されたこの章を、遂に閉じることを願っています」と続けている。

しかしジェナーロさん側の弁護士は、訴訟は終わっていないとして、DailyMail.comに話している。「私達はその決定に同意していませんが、そうなったことから、仲裁を通じて訴える構えで、同件は続きます。これは訴訟が終わるわけではありません。ただ会場が変わるだけです」

「事実として、私達は彼女が退職するように仕向けたショートメールや証言があり、いずれにしても即座に解雇されたのです。私達はこの件に非常に自信がありますし、裁判の代わりに仲裁で対応してゆきます。前進する準備は出来ています」

ジェナーロさんは2月、オリヴィアとジェイソンの関係が崩壊してゆく中、「ストレス」を理由に3日間の休暇を求めたところ解雇されたと主張している。オリヴィアが家を出て行った後、2人の幼い子供達の世話をする時間が大幅に増えたことからストレスと不安を感じていたという。

一方でオリヴィアとジェイソン側は、ジェナーロさんを解雇しておらず、本人が辞職したと主張。また辞職後5か月間の援助を申し出たほか、2020年の終わり近くに給与を倍に増額しており、またジェナーロさんから2人の元でナニーとして働いた時のことをメディア上で「暴露する」と脅迫を受けたとも指摘している。

2018年から2021年までオリヴィアとジェイソンのもとで働いたジェナーロさんは、懲罰的損害賠償金並びに弁護費用や訴訟費用の支払いを求めている。オリヴィアとジェイソンは2013年に婚約した後、2020年11月に破局を発表。その後オリヴィアはハリー・スタイルズ(29)と2年近く交際した後破局していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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