勝間田高校の生徒(3年・井上穂乃花さん)が手がけた鉢植えを美作市明見の美作署にお目見え。/岡山県

フラワーアレンジメントの全国大会に出場した勝間田高校=岡山県勝田郡勝央町=の生徒が手がけた鉢植えが30日、岡山県美作市明見の美作署にお目見え。同署は「華やかで優しい警察署を目指したい」としている。
昨年の第18回全国コンテストの県予選で優秀賞を受賞し、本大会に挑んだ3年・井上穂乃花さん(18)が3種類を制作。1階受付カウンターには、ヒマワリや濃い青色のルリタマアザミ、白いナデシコなどを生けた高さ1メートルほどの作品が置かれ、訪れる人の目を楽しませている。
井上さんは「夏らしい植物を使い、自然の中にあるような涼しげな雰囲気を出した。地域の人に見てもらえてうれしい」と話した。
昨年から青少年健全育成強調月間(7月)に合わせて同校に作ってもらっており、平田正典署長は「警察署は敷居が高い印象をもたれるが、来訪者にはほっとするとして好評だった」と語った。
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美作署の受付カウンターに置かれた鉢植えと手掛けた井上さん

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