網戸をしているのに…なぜ?部屋の中に蚊が入ってしまう3つの理由とやるべき対策

網戸をしているのに、家の中に蚊が!

換気のために窓を開けたとき、網戸を締めますよね。虫の侵入を防止する効果があるはずなのに、網戸を締めても蚊が侵入してきているとなると、網戸や窓の閉め方に問題があるのかもしれません。

家の中に侵入してくると厄介な蚊を招き入れてしまわないためにも、網戸をしていても部屋の中に蚊が入ってくる理由を知っておきましょう。

部屋の中に蚊が入ってしまう3つの理由

網戸を使っていても蚊が侵入する理由は、以下のものが挙げられます。

1.網戸に穴が開いている

蚊は、4.5~5.5mmの穴が開いていると、そこから侵入してきます。体が小さいので、小さな隙間も見逃さずそこから侵入してくるのです。網戸の平均的な張替え時期は、4~5年に一度やってきます。しかしこれは目安なので、以下の条件に当てはまっている場合は張替えをおすすめします。

  • 網戸の下の部分がたるんでいる、伸びている
  • 網戸の細かな目が間延びしている場所がある
  • 触れるだけで網戸の目が崩れてしまう
  • 台風被害などで、石などが飛んできて網戸にダメージが蓄積されているなど

網戸になんらかのダメージが蓄積されているとなると、小さな穴が開いてしまいます。網戸は決して強靭なものではないため、雨風や直射日光に当たっている部分は劣化がひどくないかこまめに確認しておきましょう。

2.網戸がきっちりしまっていない

網戸のフレームは、窓ほど頑丈ではありません。もたれかかるなどの適切な使い方に反した使用方法を重ねていると、フレームが変形することがあります。フレーム部分が変形してしまうと、サッシとのかみ合わせが悪くなってしまうので隙間ができやすくなってしまいます。

フレームの変形による蚊の侵入を防ぐためには、フレームを買い換えるしかありません。

3.窓の開け方に問題がある

窓の開け方がよくないと、蚊が侵入してしまいます。網戸と窓フレームが重なっていないと、蚊が侵入してしまうので要注意!

網戸と隣接している窓は常に左右閉じておき、部屋の内側についている窓で網戸を覆う面積を調整しましょう。そうすることで無駄な隙間を作らず、蚊の侵入を防ぎやすくなります。

蚊が入らないためにやるべき対策

蚊が入らないためにやるべき対策は、いろいろなことがあります。

  • 網戸の修繕、フレームの交換
  • 虫よけ対策グッズの設置
  • 虫が張り付きにくい網戸に張り替える

蚊が寄り付かない工夫や、網戸の状態を改善することで、蚊が屋内に侵入しにくくなります。窓辺の蚊が嫌う香りを出すハーブを設置するのもよいですね。

まとめ

網戸をしているにもかかわらず蚊が侵入してくるときは、なんらかの理由があります。自宅の網戸の状態を確認し、屋内に蚊が侵入しないための工夫を実践しましょう。

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