維新、国民が改憲シンポ 共同歩調アピール

東京都内で開かれた憲法改正を推進するシンポジウム=19日午前

 日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」は19日、憲法改正を推進するシンポジウムを東京都内で開催した。維新の馬場伸幸代表は「日本の民主主義をさらに醸成させるため、改憲の国民投票を一日も早く行うべきだ」と訴えるなど、野党3党派で改憲に向け共同歩調を取る姿勢をアピールした。

 国民の玉木雄一郎代表は東日本大震災や新型コロナウイルス禍を挙げて緊急事態条項創設の意義を強調した。シンポには有志の会の北神圭朗衆院議員も出席した。

 3党派は緊急事態時に国会議員任期を延長する改憲が必要との認識で自民党や公明党と一致しており、6月には緊急事態条項を巡る3党派の改憲案を発表した。

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