遠藤航が移籍のリヴァプール、守備的MFがいなかった開幕戦のフォーメーションがこれ

日本代表MF遠藤航の加入が決まったリヴァプール。

14日に行われたチェルシーとのプレミアリーグ開幕戦は1-1の引き分けだった。

前半18分にルイス・ディアスのゴールで先制するも、同点に追いつかれ、そのままのスコアで終了。

その一戦でのフォーメーションがこちら。

守備的MFを本職とする選手がいなかったほか、FWのコーディ・ガクポを中盤で起用している。

ユルゲン・クロップ監督はその理由をこう説明していた。

「彼は8番だった。8番がやるべきことをしなければいけなかった。

彼はプレシーズンではずっといいプレーをしていた。

彼は様々なポジションでプレーできる。現代サッカーでは選手たちから(ポジション設定を)なくすことは非常に重要だ。

誰もが自分の背番号を持てるようになった時(固定背番号になった時)、2番はもはや2番ではなくなったし、6番も6番ではなくなった。それが正しい方向への第一歩だった。

現代サッカーはそういうものだ。

選手たちは様々なポジションでプレーできる。ドミニク・ソボスライも前のクラブではあのポジションではプレーしていなかったし、どちらかというとウィングだった。

守備的にも攻撃的にも彼はよりハーフスペースにいた。だから、あの役割は彼に合っている。彼は超重要な存在だ。

今日はカバーすべきだったり、埋めるべきスペースがかなりあった。それが我々の問題だった。

ステップインするのではなく、下がることでギャップを埋めようとしたが、序盤はそうなってしまった。

そういうことを避けるベストな方法は、試合をコントロールすることだ。

それが出来た時は正しいタイミングでパスをしたり、ボールをキープしたり、ウィングが1vs1の状況を生み出せていたからね」

ガクポはプレシーズンで8番としてもされており、そこでのプレーを評価していたようだ。

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ただ、クロップ監督は遠藤に対して、「うちには本当に良いチームがあるが、攻撃的すぎる(笑)」と話しており、中盤での守備力を期待しているはず。

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