厳しい残暑続く 練馬は連日の猛暑日 かき氷店「暑すぎて客が来ない」

厳しい暑さが続く都内、8月18日も各地で猛暑日となりました。2日連続の猛暑日となった練馬区のかき氷店からは、「暑すぎて客が来ない」と悲鳴が上がっています。

厳しい暑さが続く都内、8月18日も各地で猛暑日となりました。2日連続の猛暑日となった練馬区のかき氷店からは、「暑すぎて客が来ない」と悲鳴が上がっています。

記者:「午後1時すぎの練馬駅前です。手元の温度計は36.5℃。信号待ちの人は日陰に逃げています」

各地で猛暑日となった8月18日の都内。練馬では最高気温35.5℃を記録し、2日連続の猛暑日となりました。

街の人:「「きょう暑っ」みたいな。外出たらサウナみたいな感じですかね」「いくら夏は暑いといっても、いくらなんでも35℃以上はあまりにももう人間が住める状況じゃない」

暑くなると食べたくなるのがかき氷!ですが…連日の「暑すぎる夏」が、客足に影響を与えているようです。

中町氷菓店 練馬豊島園 日下部代表:「12時~1時は本当に暑いので、ちょっとそれ過ぎてからお客様が来るような感じになっている。昼間は客が0人に等しいんですけど、夕方になると10~20人という感じで差が激しいなとは感じています」

そんな中、立川市では行政と事業者が連携して暑さ対策にあたっています。立川市では市内の事業者と協力し、暑いときに休憩ができるスポットを提供しています。

立川市では熱中症対策として市の施設に加え、市内の様々な商店やコンビニエンスストアなど約230カ所に「立川ひと涼みスポット」を設置しています。こちらの婦人服店では、常連客が冷風機の前の椅子に座り、涼んでいました。

お客:「いつ来てもみなさんすごくいい応対をして下さいますので、私としてはとてもいいと思います」

レディースショップオマタ 尾又さん:「辛そうな感じとかしている方に「お水はいかがですか」と聞いて。ありがたいなという顔を見ますね」

この暑さの中、日本の夏を感じられる納涼イベントが、東京ミッドタウン八重洲で開かれています。ビル5階のテラスでは、120個の風鈴が並ぶ風鈴小径が設置されていて、厳しい暑さが続いている中で、音と見た目で涼しさを味わえます。色鮮やかな風鈴が風に揺れる様子は華やかで、「映えスポット」となっています。

また、週替わりで出店するキッチンカーがずらりと並んでいて、今週は旬のキスや夏野菜を使った江戸前天ぷらの店や、本場ドイツのクラフトビールの店など、夏を満喫できるグルメが楽しめます。お祭り気分が味わえるこちらのイベントは、今週と来週の週末、開催されています。

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