これから就職活動を本格化させる大学3年生以下の学生に、県内で働き、暮らすことの魅力を伝える県主催の「やまがた魅力発見ツアー型合同企業セミナー」が18日、山形市の山形テルサなどで2日間の日程で始まった。初日の合同企業セミナーでは、県内外の学生が県内企業の仕事の魅力に触れた。
初日のセミナーと、2日目の観光体験を合わせたツアー企画。県外在住の学生の参加も促すため、首都圏からの往復交通費、宿泊費、観光費用などを含めたツアー参加費を、5千円と格安に設定した。
ツアー参加者21人とセミナーのみ参加の計50人の学生が臨んだ。製造業、建設業、卸・小売業など39社がブースを構え、学生に業務内容や仕事のやりがいなどを伝えた。この日はツアー参加者と県内企業の若手社員との交流会も実施した。19日には、山寺や羽黒山などで観光体験を楽しむ。