ユキヒョウのアクバル死ぬ 札幌・円山動物園

ユキヒョウ「アクバル」=2019年(円山動物園提供)

 札幌市の円山動物園は19日、雄のユキヒョウ「アクバル」が死んだと発表した。18歳で、園によると人間で言えば80代に相当する。死因は調査中としている。

 園によると、19日朝、寝室内で死亡しているのを飼育員と獣医師が発見した。7月末に血尿や歩行のふらつきなどがあり、療養しながら展示を続けていた。

 アクバルは2005年6月、多摩動物公園で生まれ、翌06年3月に円山動物園に来園。これまでに3頭の子孫を残した。柴田千賀子園長は「来園者にユキヒョウの魅力と素晴らしさを伝えてくれた。本当にありがとう」とコメントした。

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