中古車登録で不正…容疑で逮捕のブラジル国籍の男性2人を不起訴 地検熊谷支部、処分理由は明らかにせず

不正に車両登録の男性2人、不起訴

 さいたま地検熊谷支部は18日、不正に自動車の登録手続きを行ったとして逮捕された、いずれもブラジル国籍の中古車販売従業員の52歳と27歳の男性2人について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 男性(52)は共謀の上、昨年2月に中古車1台について共犯者が所有者であるように装い関東運輸局群馬運輸支局に申請、登録させたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、6月20日に県警国際捜査課と熊谷署に逮捕されていた。

 また2人は共謀の上、今年2月にも同様の手口で中古車1台について、不正に同支局に申請、登録させたとして、7月11日に同容疑で同課などにそれぞれ逮捕、再逮捕されていた。

 一方、熊谷区検は同日、同容疑で2人とともに逮捕されていた、中古車販売店社長の男(25)=群馬県伊勢崎市=を熊谷簡裁に略式起訴した。

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