【グアテマラ市共同】南米エクアドルで20日、ラソ大統領が弾劾回避のため前倒し実施を決めた大統領選が行われる。候補者1人が銃殺されたほか、銃撃や脅迫が相次ぎ暴力に支配された選挙戦となっている。
大統領選には8人が立候補したが、麻薬組織との闘いを宣言していたフェルナンド・ビジャビセンシオ国会議員が9日、首都キトでの集会後に武装グループに撃たれ死亡した。翌日にはキト郊外で議会選の候補者が銃撃された。
世論調査では各候補の支持が割れており、過半数獲得などの勝利条件に届く候補はおらず、上位2人が10月15日の決選投票に進む見通し。