コロナ禍前と比べて…? 新幹線のお盆の利用状況は前年比4割増の区間も 

お盆の期間中に、新幹線を利用した人は、前の年から4割増えた区間もあり、コロナ禍前の9割まで回復しました。

JR西日本広島支社によりますと、10日から17日までの間、山陽新幹線を利用したのは、岡山ー広島間で107万9000人と前の年の133%、広島ー新山口間でも132%と3割以上上回りました。特に下りの区間では、いずれも前年比140%と、コロナ禍前の水準と比べて、9割まで回復しました。

一方、台風7号の接近に伴い、15日は、新大阪ー岡山間で終日運転取りやめとなったため、上りのピークは1日前倒しとなり、予定を早めた帰省客が多くみられたということです。

観光地にも賑わいが戻っています。JR西日本が運営する宮島フェリーの利用客は、16万6000人と、2018年度に比べて6%増加しました。

JR西日本は、「G7サミットで各国の首脳が訪問したことで、海外からもかなりのインパクトがあったのではないか」と分析しています。

© 株式会社中国放送