山陽 甲子園4強ならず 神村学園に0―6

準々決勝で敗れ、グラウンドを後にする山陽ナイン=甲子園

 第105回全国高校野球選手権大会第12日は19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝が行われ、岡山代表の山陽は0―6で神村学園(鹿児島)に敗れ、岡山勢12年ぶりとなる4強入りはならなかった。

 山陽は先発右腕の西野が7回5安打無失点と力投し、終盤まで0―0の緊迫した展開に持ち込んだ。継投に出た八回、失策と野選でピンチを招くと、3本の適時打を浴びて一挙5点を失い、打線も反撃できなかった。

 6年ぶり2度目の出場だった山陽は、1回戦で日大山形を下して全国初勝利を挙げると、大垣日大(岐阜)、日大三(西東京)を連破し8強進出。神村学園戦後、甲子園は山陽ナインの健闘をたたえる拍手に包まれた。

神村学園(鹿児島)

000000051|6

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山陽(岡山)

先発して7回を無失点と力投した山陽の西野=甲子園

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