バスケ、日本はスロベニアに完敗 W杯前、最終強化試合

日本―スロベニア 第1クオーター、攻め込む馬場(右)=有明アリーナ

 25日開幕のバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)に向けた国際強化試合は19日、東京・有明アリーナで行われ、世界ランキング36位の日本は同7位で東京五輪4位の強豪スロベニアに68―103で完敗した。

 日本は序盤、富樫(千葉J)の3点シュートや馬場の果敢なドライブなどで競り合った。しかし3点シュートの精度が上がらず、体格で勝る相手にも苦しんで前半を36―50で折り返した。後半も米プロNBAのスター、ドンチッチ(マーベリックス)らの個人技を止められなかった。

 15日のアンゴラ戦で右足首を捻挫した渡辺(サンズ)は、17日のフランス戦に続いて欠場した。

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