全国ベスト8以上へ意気込み 中学剣道県準Vの2剣士 大舞台へ闘志燃やす/岡山・津山市

第53回全国中学校剣道大会(18〜20日、愛媛県松山市)の男子個人に岡山県津山西中3年の原田忠幸君(14)、女子個人に久米中3年の北本花帆さん(14)が出場する。ともに「ベスト8以上を目指す」と闘志を燃やしている。

原田君は県総体で準優勝し、初の全国切符をつかんだ。得意技は、つばぜり合いから後ろに下がりながら打つ引き技。「全国に向けて技の種類も増やした。自分がやってきたことを信じて全てを出し切る」と抱負を語る。指導する山根健智さんは「県総体では引き技がしっかりとかみ合った。初戦から悔いの残らない試合をし、勝ち進んでほしい」とエールを送る。

北本さんも県総体で準優勝。昨年、一昨年と団体戦で全国に出場しており、今回で3度目の大舞台となる。持ち味は面打ちで、攻めに重点を置き、しっかりと打ち切るスタイルだ。「感謝の気持ちを忘れず、みんなの代表としてしっかり戦いたい」と意気込む。指導者の村上大介さんは「大型で、中心を面で攻めて飛び込めば上位を狙える」と期待している。

攻めの姿勢を見せる久米中3年の北本さん

© 津山朝日新聞社