LRT・ライトラインの開業まで1週間 地元関係者が初めて試乗し一足早くLRTから見える景色を楽しむ

 宇都宮市と芳賀町のLRT・ライトラインの開業がちょうど1週間に迫りました。19日は、地元の関係者が初めて試乗し、一足早くLRTから見える景色などを楽しみました。

 清原地区市民センター前停留場には、地域の関係者が約50人が集まり、開業間近のLRTに乗車して宇都宮駅東口方面へと向かっていきました。

 地域の関係者がLRTに試乗するのは19日が初めて。試乗会では宇都宮駅まで行き、清原地区市民センター前まで戻ってくる「半周コース」と全線を走破する「1周コース」が用意され、乗車した人は思い思いにLRTの中からの景色や内装を楽しみました。

 定員は160人、座席は50あります。人々が乗車しているこの風景、車窓から見える景色が今月(8月)26日以降、「日常」になります。宇都宮市によりますと開業後、最高で時速40キロメートルで走行しますが、19日も営業運転と同じ程度のスピードで進んだということです。試乗会は宇都宮駅東口停留場、平石停留場からのコースも設定されました。

 試乗会は開業日前日の25日まで行われ、約1200人が乗車する予定だということです。

 LRT開業を1週間後に控え準備は追い込みに入っています。この日の試乗会も開業に向けた運転士の習熟運転を利用して行われたもので、試運転はすでに開業後とほぼ同じダイヤで展開されています。

 19日からは、交通系ICカードtotraのLRT定期券の発券・引き渡しが行われました。

 宇都宮駅東口停留場などの特設販売所には午後6時までに約60人以上が訪れたということです。

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